Num-Num Black Strawberry!!の作り方

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キット内容の確認

トッププレート … 1枚
メインプレート … 1枚
ボトムプレート1 … 1枚
ボトムプレート2 … 1枚
トラックパッド … 1枚
トラックパッド用プレート … 1枚
トラックパッド高さ調節用プレート … 1枚
M2スペーサー 3mm ... 4個
M2ネジ 3.5mm … 8本
細ピンヘッダ 1x12 … 2個
細ピンヘッダ 1x4 … 1個
フレキコネクタDIP化キット … 1個
フレキシブルフラットケーブル … 1本
ゴム足(TN-27) … 2個
ゴム足(SJ-P1011) … 2個
※購入時期によってゴム足などのパーツが若干違います

自身で用意して頂くパーツ

Kailhスイッチ用PCBソケット … 15個
MX互換​スイッチ … 15個
MX互換​キーキャップ 1U …15個
Chocスイッチ用ソケット … 2個
MBK/CFX Choc​キーキャップ 1.5U … 2個
⚠️MBK、CFXプロファイルに最適化しているのでMBK、CFXプロファイルか、それ以下のサイズのものを購入してください。
ロータリーエンコーダ Alps EC12互換 ... 1個
ロータリーエンコーダ用ノブ(対応最大直径20mm) ... 1個
Pro Micro … 1個

LEDをつけたい方(なくても動きます)
SK6812MINI-E … 17個

必要な工具

組み立てるために必要な工具

はんだこて
はんだ
ニッパー
プラスドライバー(M2ねじが回せるもの)
精密ピンセット(先曲がりタイプ)
ハサミ
両面テープ(ナイスタック 一般タイプなど通常のものでOK)

Pro Microの動作確認

Remap
https://remap-keys.app/catalog/qtreKCuHRjJRbASfCJod/firmware
FIRMWAREのFLASHからお好きなレイヤー数のものを書き込んで下さい。

リセット(Bootloader) モードにするには、ケーブルを接続した状態でGNDとRSTをピンセットなどでショートさせてください。

もしくはこちらのリンクからファームウェアをダウンロードし書き込んでてください。
通常はこちらをお使い下さい

Num-Num Black Strawberry!! Layer4

Num-Num Black Strawberry!! Layer8

上級者向け(ソースコードからファームウェアを作りたい方向け)
Num-Num Black Strawberry!!
クローンしてお使い下さい。

ファームウェアを書き込み方
遊舎工房サポートサイト
QMK firmwareの書き込み(Pro Micro Web Updater利用) 
自作キーボード温泉街の歩き方
(初心者編)自作キーボードにファームウェアを書き込む

こちらを参考にしてください。

ダイオードの取り付け

ダイオード取り付け済みの場合は次にお進みください。

メインプレートに印刷されている「▷|」とダイオードの縦の溝線(白線の場合もあり)を合わせてハンダして下さい。
ダイオードを全て取り付け終わったら、スマホのライトなどをかざして、ダイオードの向きを確かめてください。

LEDの取り付け

LED取り付け

ソケットの取り付け

ソケットの取り付け

ProMicroの取り付け



ProMicroの取り付け
山田シリーズとなってますが取り付け方は同じです。
コンスルーを使用する場合はトラックパッドの取り付ける時はちょっと邪魔になるので一旦外して下さい。

トラックパッドの取り付け

シリコンワイヤー同梱の方はこちらを参照して下さい。
トラップパッドの取り付け(シリコンワイヤー)




細ピンヘッダ(1x4)を写真にように挿し、マステなどで固定しておくと作業をしやすいと思います。

フレキコネクタDIP化キットの6とSDAを揃えます。1側の2ピンは使用しません。


ピンを半田したら、ニッパー出っぱってるピンをカットして下さい。


細ピンヘッダーをプラごとカットして半田して下さい。

ケーブルの取り付け

フレキコネクタDIP化キットからケーブルを取り付けてますが、トラックパッドから付ける方が付けやすいかもしれません。
一旦、流れを見てからやり易い方から行って下さい。
フレキコネクタDIP化キットやトラックパッドのロック部分は壊れ易いので、あまり強引にやらないで下さい。





指やピンセットなどで黒いロック部分を開いて、写真通りに入れます。
ケーブルには向きがあるので気をつけて下さい。
入れたら黒いロックを指を使ってグッと閉じます。
軽く引っ張って抜けれなければ大丈夫です。


こちらも同じように黒いロック部分を開いて、ケーブルの向きに気をつけて写真通りに入れて下さい。
入れたら黒いロックを指を使ってグッと閉じます。
軽く引っ張って抜けれなければ大丈夫です。

この状態でPCと接続し、固定してないので上手く動かせないと思いますがマウスカーソルが反応すればOKです。
トラックパッドが動いたら、スイッチやLEDの動作確認も行って下さい。
正く繋がってない場合はLEDがすぐに光らないと思います。

ロータリーエンコーダーの取り付け

ロータリーエンコーダー対応機種の場合はこちらを参考にしてください。
ロータリーエンコーダーの取り付け

組み立て

ボトムプレート1

ボトムプレート2

ボトムプレート1、ボトムプレート2のアクリルプレートの保護紙を取ってください。
爪、セロテープや粘着テープを使えば取れると思います。

アクリルプレートに埃や細かい汚れがついている場合

保護紙を剥がしたときにアクリルプレートに埃や細かい汚れがついている場合

メインプレート、ボトムプレート1、ボトムプレート2をスペーサーとネジを使って4箇所固定します。


ゴム足を付けます。

ミドルプレート

トッププレート




高さ調整プレートがフレキコネクタDIP化キットに当たる場合はニッパーでカットして下さい。
フレキコネクタDIP化キットが当たらない基板はカットする必要はありません。


写真ではアクリルの保護紙を取ってませんが、取ってから行って下さい。
メインプレートの白いガイドに沿って満遍なく四方に両面テープ貼って下さい。
ミドルプレートを入れ、高さ調整プレートを両面テープで固定します。

高さ調整プレートに満遍なく四方に両面テープ貼って下さい。

トッププレートを載せ、トラックパッドを固定します。



トラックパッドを固定できたら、トッププレートを一回外しトラックパッドの保護紙を取って下さい。
トラックパッドの付いている粘着が非常に強いので、貼る時の調整や張り替えをする時にやり易いように両面テープを上から貼ります。
貼り終えたら再び保護紙を貼っておいて下さい。

トラックパッド用プレートは保護紙を取り貼り付けてください。
角張っているところが気になる場合は棒やすりなどで軽く削ってください。


旧トラックパッド用プレート




トラックパッド用プレートをラジオペンチで何度もクネクネして、切れ目に白い筋を入れます。
入れづらい時はハサミでちょっとだけカットしてからクネクネして下さい。
十分にクネクネしたら白い筋に沿ってハサミで切っていきます。
切り残しても切り残しが白く見える為、分かりやすいので残さないよう切って下さい。
トラックパッド用プレートにバリがあって嵌りにくい場合はトッププレートとトラックパッドを何回か嵌め直せばバリが取れると思います。
比較的柔らかい素材なのでこなれると思います。




トラックパッド用プレートを取り付け、トッププレートを載せたら組み立ては完成です。
後はキースイッチなどをつけて行ってくいださい。

上のプレートは両面テープでトラックパッドが固定されているだけなので、手でプレートをずらせば動かせるのでchocキーキャップがプレートに当たる場合は手で動かして調整してください。

組み立て具合で多少トッププレートなどが浮くことがあるかも知れませんが動作に問題はありません。
メインプレートとミドルプレートの間、ミドルプレートとトッププレートの間、気になる場所に両面テープをつけて固定してください。

また高さが気になる場合は厚紙などを入れて調整して下さい。

その後、MXキースイッチとキーキャップをつければ完成です!

タッチ・ジェスチャー操作


各ジェスジャーを変えたい時はこちらを参照して、remapから変更して下さい。
注意:マウスカーソルの動きが遅い場合など、OSのマウス設定を変更してください。

キーマップの書き換え

Remapに対応してますので、キーマップを書き換えるときはChromeを用いて

Remap

より変更を行って下さい。
デフォルトではサンプルキーマップになっています。
使用したい用途に合わせてキーマップへ変更してください。

キーボードを選択するとキーマップを変更できる画面が現れます。


詳しい使い方は

自作キーボード温泉街の歩き方
(初心者編)Remapを使ってキーマップを書き換えよう

などを参考にして下さい。

特殊キー

レイヤー変更キー

予約キー
F20 - ドラッグ&ドロップモードのオンオフ
F21 - ドラッグ&ドロップモード待ち時間+10msec (最大 3000msec)
F22 - ドラッグ&ドロップモード待ち時間-10msec (最小 0msec)
F23 - 押すと物理キーを押さなくてもタップで左右マウスボタンを使用できるようになります。

GPK RC

作者が開発しているアプリケーションです。
設定を行うと自動でアプリケーション毎・OS毎にレイヤーを切り替えられます。
マクロパッドの場合は大変便利ですので、是非お使いください。
https://github.com/darakuneko/gpk_rc

アプリのダウンロード
https://github.com/darakuneko/gpk_rc/releases

以上でビルドガイド終了です。
お疲れ様でした!楽しい自作キーボードライフを!